Future
Outlook
私たちの未来展望
「つくろう。世界が愛するカルチャーを。」をミッションに、
バーチャル×リアルが確立した未来を見据える私たち。
その展望を、CEOの谷郷とCTOの福田がお話します。
日本発のカルチャーを、
世界が愛する
カルチャーに。
谷郷
私たちはVTuberをメインにした二次元エンタメの領域で展開していますが、このカルチャーは日本ならではのユニークなものです。そこから生まれる新しい体験を、先陣切って世界に届けていきたい。そんな想いで、事業を進めています。ようやく日本国内でもVTuberの存在が浸透してきたので、本格的に海外展開に力を入れているところです。
福田
VTuberは日本のサブカルチャーと似ている要素が多く、海外の方にも必ず受け入れてもらえると信じています。マンガ・アニメ・ゲームなど、世界の中でも存在感を放っているコンテンツの良いところをかけ合わせながら、VTuberを新たな日本の顔となるカルチャーとして普及させていきたいと考えています。
ライブイベントは、
タレントとファンが
交わるものへ。
谷郷
COVERとしての中期的な計画はライブイベントのオンライン化です。従来のようにファンがただ視聴するものではなく、タレントもファンもひとつのバーチャル空間でインタラクティブに楽しめる体験を目指しています。現在、「ホロライブ」で提供しているのはタレントの方々向けの配信ツールですが、今後は双方がコミュニケーションできるプラットフォームとしての発展を目指していきたいです。
福田
マンガやアニメのような優れたコンテンツ性を追求しつつ、体験そのものを拡張していくことが重要だと考えています。例えば、タレントと一緒にライブで盛り上がったり、コメントのやりとりをしたりとインタラクティブに時間を共有できることがVTuberならではの魅力なので、私たちが率先してその仕組みをつくっていきたいですね。それによって、インディーズのクリエイターさんも参加しやすくなりますし、さらには企業の方々との協業も加速するはずです。そんな風に共創をベースにしながら、このカルチャーを進化させていきたいと思います。
3D時代の、
プラットフォーマーを
目指して。
福田
いま「メタバース」というキーワードがさかんに使われていますが、さまざまな企業がさまざまな方面からその具現化に向けてチャレンジしています。私たちはエンタメという領域に根ざしながら、コンテンツ自体も、それを制作・配信するための仕組みづくりも、両方にコミットしていく予定です。バーチャル上でのライブイベントを起点に、それにとどまらない新しい体験を次々と可能にしていくプラットフォーマーになる。そんなイメージをもって成長していければと考えています。
谷郷
テクノロジーが進んだ先には、バーチャル空間の中で人々がコンテンツを楽しむ未来が必ずやってきます。例えば10年後を予想すると、それぞれの人がバーチャル上での人格を持ち、共通の趣味をもとにつながれる世界に私たちは生きているでしょう。そんな未来を牽引する存在として、国境も世代も超えるようなエンタメプラットフォームを自分たちの手でつくっていけたら、と思っています。